水魚のポーズ

コミックス第1巻「ビッグコンューターをやっつけろ」にて初登場。 以後、幾度となく使用される。コンピューターの思考を読み自分の行動に生かす技。 そのため、他の技と併せて使用されることが多い。
初登場時には超巨大コンピューター(ビルの建物の大半を占めるような巨大なもの)を使用したゲーム「パイレーツ」を相手にしたときに無意識のうちにヨガのポーズをした。 このポーズは水魚のポーズと呼ばれるもので「いざという時の判断が的確になる」(能登プログラマー談)というポーズらしい。 あらしでは非常に珍しい静かな技であることも特徴であろう。 ところで、ここで使われるコンピューター「マンモス」。時代が時代だから今のDEC(Intel?)のAlphaやIntelのPentiumIIなどと比べると下手をすると劣ってたりするかもしれない・・・。ついでに冒頭であらしがマイコンショップで遊んでいるパソコンがPET2001であるというのもかなり時代を感じさせる。
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エレクトリックサンダー

コミックス第5巻「あらし対一平太、涙の対決」で初登場。あらしの代表的な必殺技の一つである。
きっかけは、東日本の総番である一平太と西日本の総番である大岩雷太との決闘をあらし、さとるが止めようとしたところから始まる。 あらし達は喧嘩での決闘ではなくゲームを使っての対決を奨めるが、大岩雷太は代打ちを要求しその結果、あらしと一平太との対決に。 方法はトランキライザーガンを大凧に乗ってプレイするというもの。しかし、一平太にも秘策が。この時、特訓で炎のコマが使えるようになっていた。 身動きが殆どとれない凧の上で炎のコマは当時唯一の有効な技だった。 そんな時、突然嵐がやってくる。雷鳴が轟いたその瞬間あらしのプレイする画面が歪んだ。 カミナリの発する電気がゲームのマイコンを狂わせたのだった。続いてあらしの画面が消え、得点は0点に。
しかし、あらしはその現象にヒントを得て新必殺技「エレクトリックサンダー」を開発させた。手を擦り付けて摩擦により静電気を発生させ、自分の思い通りにマイコンを狂わすという凄まじくご都合主義な技である(^^; どうでもいいが、あと50点で勝利だった一平太が技を出しても4千点ずつしか取れないあらしに負けたのはどうも変だと思う・・・・・・
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レインボーバズーカ

コミックス10巻「グレートタイフーン破れたり!!」で登場。 自分自身がリング状に回転することにより、空気中の水分などでレンズを作り、熱と光をエネルギー源にしたバズーカ砲を打つ技である。 最初に使ったときは雪山だったので雪を引き寄せてレンズが作れたが、その後の使用では特に雪などなかったところから、どうも空気中の水分を主に利用しているらしい。
この技の登場は氷雪之助にいとも簡単にグレートタイフーンが破られたところに発端があった。 雪之助は、長きに渡って(150年以上か?)白魔岳の万年雪の中で眠っていた、吹雪流剣術を操る一流の剣客。 彼が中で眠っていた万年雪が雪祭りで展示するあらしの雪像用に切り出された。 あらしの雪像は雪祭りでのゲーム大会でのあらしの真空ハリケーン撃ちで崩れてしまい、その結果目覚めることに。 そこで成り行きであらしと対決。いとも簡単に勝利する。 雪之助にはインベーダーキャップを踏みにじられ(比喩ではなく)、観客、主催者からは冷たくあしらわれたあらしは山に入って新必殺技を考えることに。 しかし、そう簡単に見つかるわけでもなく、雪崩に巻き込まれるちう憂き目にまであってしまう。 が、そんなあらしに雪山はヒントを与えた。雪に埋もれたあらしを氷のレンズからさす太陽光が目覚めさせたのだ。超必殺技「レインボーバズーカ」があらしの脳裏に現れたのはその瞬間だった。
ところで、この氷雪之助、2言めには「勉強しろ」である。別段おかしいことはないのだが、再登場(15巻「新必殺技だ 光れ!あらし」)しても別れ際に言っている所をみるとよほどあらしが心配なのだろうか・・・
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