月面宙返り(ムーンサルト)

あらしの代表技の一つ。連載第一号の必殺技である。 基本としては大ジャンプによる落下によってボタンを連続して押す事によって高得点を得る技なのだが、 最初の話では単なるデモンストレーションにすぎなかったように思える。 また、この説明は後に出てきた「月面宙返り2段撃ち」で連続プッシュというのはかなり怪しいことがわかる。 むしろ、タイミングを取る技として考えた方がいいらしい。
月面宙返り初登場の回は一平太初登場でもある。 一平太は5巻で東日本の総番という設定が出てくるが、この当時からかなり大きな勢力を持っていたであろうと想像される。 とすると、この話で出てくる子分3人は大幹部なのだろうか。
もう一つ。この話の冒頭で親指逆立ち30分と縄跳び1000回、しかも空中3回半ひねりなどという曲芸でこなしている。 これは、ゲーセンに行く前の準備体操だということなので当然、毎日やっていたであろうと思われる。 ところが、4巻の「助けて!運動会がこわいよ〜っ!」では運動音痴だと言い切っている。 足が遅いのはともかく、こんな曲芸が毎日できる輩がそこまでひどいとは到底思えないが (しかも、ゲームを目にしているとかプレイ中ではなく、単なる準備運動の段階でである) しかし、それでもゲームに関係しているからできる技なのだろうか・・・ 物語としては、冒頭の親指逆立ちとか縄跳びが後半の一平太との対決での倒立や月面宙返りの伏線となっている。
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月面宙返り12段撃ち

2巻「必勝TVゲーム地獄」にて登場。 同時に、2段撃ち、10段撃ちも登場している。 基本的には月面宙返りと同じで単に連射数がいくつかというだけの技である。 しかし、この話では結局11段までしか成功していない。12発目は出っ歯によって撃った。 このためにボタンは壊れてしまったので、相手の銀八先生が冷徹非情のような相手ならあらしは負けていたと思われる。 (そんな話はコロコロにはまず掲載されないが) この時、一平太はなぜか中学校落第という珍しい現象を起こしそうになっていたがあらしへの友情によって免れたようだ。
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月面宙返り十字架撃ち(クロスアタック撃ち)

単行本4巻で登場。 超新星を編み出す際に多少は参考になったようだ。 ドラキュラハンターを使って通り魔をしているドラキュラが、 インベーダーキャップほしさにあらしに挑戦する話である。 ドラキュラだから十字架という安易な技であった。
この話ではまずさとるがドラキュラにやられて、 自慢の3段リーゼントを取られてしまう。 驚くべき事に、この話でハゲにされたさとるはこの後、自分の髪で3段リーゼントを復活させることができなくなったようだ。 (最終回で見せてくれてないので不明ではあるが、これまでの経緯から見てまず髪は伸びていない) どうも、ドラキュラに呪いを掛けられたようである。 次にやられるのは一平太である。 一平太は腹巻きを取られるのだが、ここで問題がある。 一平太は14巻「空飛ぶ海賊船」で巨大なでべそ持ちであることを暴露している。 そこではでべそ押さえとしてのがまぐちの役割が語られており、がまぐちを取ってでべそを出すと一平太は凶暴になるという設定になっている。 さて戻って見てみると見事に腹巻きとともにがまぐちも無い。 また、かなり小さいデベソも描かれている。 気絶してるとデベソというのは小さくなるものなのだろうか。 それとも、ドラキュラの功徳か?
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